保育施設登園自粛、仙台で広がる 関係者「リスク低下に感謝」
新型コロナウイルスの感染者確認が相次ぐ仙台市内で、保育施設への登園自粛の動きが広がっている。市内の保育園で感染が確認された11日以降、徐々に登園を控える家庭が増え、16日の国の緊急事態宣言によって拡大した。保育関係者は「感染防止のため、引き続き協力をお願いしたい」と理解を求めている。
定員約120人の認可保育所の福室希望園(宮城野区)では20日ごろから登園自粛の動きが広がり、預かる子どもはほぼ半数に減った。高野幸子園長は「園内の子どもが減れば、感染リスクの低下につながる」と協力に感謝する。
泉区の保育園で新型コロナのクラスター(感染者集団)が確認され、市が13日に登園自粛を市民に呼び掛けた後、約10人の園児の保護者が家庭保育に切り替えた。緊急事態宣言の後は保護者の職場の休業も増え、登園する子どもがさらに減ったという。
福室希望園では1月以降、園内の備品の消毒や換気を徹底してきた。保護者以外の来訪者は原則、玄関先で対応するなど感染防止のルールも設けた。「保育園は働く親の最後のとりで。感染による休園は避けたい」と高野園長は訴える。
市は長期欠席した場合の退所期限を延長するなど利用条件を緩和し、5月6日までは保育料を日割り計算で返還する方針も示した。同方針を受け、福室希望園でも自粛に踏み切る保護者が増えたという。
定員50人の朝市センター保育園(青葉区)でも、半数以上の子どもが登園していない。同園では市の自粛要請前の4月上旬から、一部の保護者に対し、新入園児対象の慣らし保育期間(1カ月程度)の自粛への協力を求めていた。
安達喜美子園長は「保育士も感染への不安を抱えながら仕事をしている。自粛に協力してもらうことで休みを増やし、負担軽減につなげたい」と話している。
ただ、新型コロナの影響が長期化した場合、育児休業明けの保護者の職場復帰が進み、自粛に応じられない家庭が増えると想定される。市内の保育関係者は「園内の感染リスクをどう低下させればいいのか悩ましい」と不安視する。
2020年04月24日金曜日
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