群馬県建設業協会は県内の業界に新型コロナウイルスの感染拡大が与えている影響を調べた結果を発表した。会員企業のうち、建築関係企業の6割がコロナの影響を受けていると回答した。資材調達ができなくなり、工事の完成が遅れた例が目立った。
記者会見する群馬県建設業協会の青柳剛会長（前橋市）
調査は3月末に会員企業275社を対象に実施。88%の企業から回答を得た。事業内容により建築関係と土木関係に分けて回答を分析した。
建築関係の企業のうち、コロナの影響が「大いにある」「ある」「多少はある」と回答した企業が56%を占めた。
どのような影響が出ているのかを複数回答で聞いたところ、「受注した工事の完成が遅れた」が約6割を占めてトップ。影響が出た原因については全ての企業が「資材調達ができなくなった」と答えた。
土木関係の企業にコロナの影響を聞いたところ「大いにある」「ある」「多少はある」と回答した企業は8%だった。
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April 07, 2020 at 03:00PM
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群馬県の建築関係企業、6割が「コロナ影響ある」 - 日本経済新聞
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