定番の「ゆで鶏」をつくってみようとレシピを探していたら、自分史上もっともラクに、おいしくできる方法を発見してしまいました。
「基本のゆで鶏」だけで3パターン! 鶏肉料理の達人になれそう
参考にしたのは『シゲパピのすご旨チキンレシピ』(宝島社)。全177種類の鶏肉レシピのバリエーションが圧巻の一冊です。
レシピサイト「Nadia」で活躍中のシゲパピさんは、「料理はつくるのも食べるのも大好き」という二児の父。40代になり健康や体重のことが気になってきたことをきっかけに、低カロリー・高たんぱくな鶏肉料理にハマったのだそう。
「基本のゆで鶏」だけでも、お湯でゆでる、レンチン、炊飯器ゆで鶏の3パターンがあり、ゆで鶏を使ったアレンジレシピもたくさん紹介されています。まずは本書の表紙を飾る一品、「鶏むね肉のねぎしょうがダレ」をつくってみました。
「驚きの柔らかさ 鶏むね肉のねぎしょうがダレ」のつくり方
<材料(2人分)>
・鶏むね肉…1枚(300g)
・万能ねぎ…適量
【A】
・水…1カップ
・塩、砂糖…各小さじ2
・酒…大さじ1
【B】
・長ねぎ(みじん切り)…7cm分
・しょうゆ、酢、レンジアップして出た肉汁…各大さじ1
・おろししょうが…小さじ2
・おろしにんにく、ごま油…各小さじ1
<つくり方>
1. 鶏肉は、皮付きのまま、両面にフォークで数カ所に穴を開ける。
2. ジッパー付き保存袋に、1とAを入れてしっかりと空気を抜いて閉じ、冷蔵室で2時間~半日ほど漬け込む。
※液漏れしないように、念のため、皿にのせるかポリ袋に入れておくと安心です。
3. 万能ねぎは小口切りにする。
4. 2の汁けをきり、耐熱ボウルに鶏肉、酒を入れてラップをし、電子レンジ600Wで2分30秒加熱する。一旦取り出し、鶏肉を裏返して再びラップをし、さらに2分加熱する。
5. 電子レンジから取り出し、粗熱を取る。
6. Bを混ぜ合わせ、ねぎしょうがダレをつくる。
7. 鶏肉の粗熱が取れたら、食べやすい厚さに切り、器に盛り付けて、ねぎしょうがダレをたっぷりかけ、万能ねぎをちらす。
(『シゲパピのすご旨チキンレシピ』26ページより引用)
このレシピの最大のポイントは、「水+塩+砂糖」を混ぜた液体にむね肉を2時間以上漬け込んでおくこと。理想は6時間以上なので、前の晩にささっと下ごしらえして冷蔵庫に入れておくことをオススメします。
あとは食べる前にレンチンするだけ。浸透圧の効果で「驚きの柔かさ」に仕上がるというシゲパピさんの言葉通り、しっとり柔らかでみずみずしい食感に感動しました。
レンチンゆで鶏、火を入れすぎると固くなってしまうし、加熱不足だと食中毒が怖いし…実はちょっと苦手意識があったんです。シゲパピさん方式は漬け込み時間が必要ですが、その分、しっかりチンしても柔らかさが失われないのがいいところ。
ソースの「ねぎしょうがダレ」も、簡単なのにいいお味! 週2、いや週3で食卓に登場させたくなる、お気に入りのレシピになりました。
執筆:田邉愛理 撮影:廣江雅美
Source: 『シゲパピのすご旨チキンレシピ』(宝島社)
ROOMIEより転載(2023.01.18)
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