
人のDNAは1~22番の常染色体とX、Yの性染色体に分かれており、塩基配列を細切れにして解読してからデータをつなぎ合わせる。しかし、染色体の中央部「セントロメア」や末端部「テロメア」は繰り返しの配列が多く、正確につなぎ合わせるのが困難だった。
研究グループは端から端まで解読する「テロメア・トゥ・テロメア(T2T)コンソーシアム」を結成。比較的長い配列を一気に解読できる最新技術を駆使し、残っていた部分も解読した。セントロメアは細胞分裂時の染色体分配、テロメアは老化やがん化に重要な役割を果たしており、遺伝性疾患などの解明が進むと期待される。
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科学&テクノロジー
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