
年金を受けている人が亡くなったら
身近な人が亡くなったら、年金や健康保険、戸籍の届け出など公的手続きをできる限り速やかに行う必要があります。手続きはいつでもよいわけではなく、基本的には14日以内と決められていますので、慌てずに準備をしてください。 この見出しでは、年金を受けている人が亡くなったら、どんな手続きが必要なのかについて詳しく解説します。 ■「受給権者死亡届」を提出する 年金を受けている人が亡くなると、年金を受ける権利がなくなります。「受給権者死亡届(報告書)」に必要事項を記入し、必要書類をそろえて年金事務所に提出しましょう。 必要書類でわからないことがあれば、「ねんきんダイヤル」か「年金事務所」に問い合わせをしてください。亡くなった人に、一定の条件が当てはまる遺族がいれば、遺族年金などが受け取れます。 ■「受給権者死亡届」に必要な書類 「受給権者死亡届(報告書)」を提出するときに必要な書類は、下記を参考にしてください。 ●亡くなった人の年金証書 ●死亡診断書のコピーなど死亡の事実を証明できる書類 ●亡くなった人と請求する人の続柄が確認できる書類 ●亡くなった人と請求する人が生計を同じくしていたことがわかる書類 ●銀行口座の通帳など 日本年金機構のサイトから必要な書類をダウンロードできますが、パソコンの扱い方がわからない人は、お近くの年金事務所で書類をもらいましょう。 ■提出時の注意点 「受給権者死亡届(報告書)」の提出が遅れると、年金を多く受け取りすぎることになり、あとで返金しなくてはいけません。そのため、年金を受けている人が亡くなったら、速やかに年金事務所で手続きを行ってください。 また、「未支給年金の請求」をしても、亡くなった人の口座を解約していないと、年金が入金されることがあります。口座の解約は年金事務所ではなく、各金融機関での手続きとなるため、早めに相談しましょう。
からの記事と詳細 ( 遺族が行う「年金関係」の手続き。亡くなった月の年金は請求できる?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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