テレビ金沢
石川県・能登半島沖の漁場大和堆を含む、日本海でのロシア軍のミサイル射撃訓練が取りやめられたとして、海上保安庁が警報を解除した。 ただ、石川県内の漁業関係者からは、「思うような漁ができない」など不安の声があがっている。 海上保安庁などによると、ロシア軍は大和堆の北側からロシア海域にかけての広い範囲で、１０月４日から９日にかけてミサイル射撃訓練を予定。 これを受け、大和堆周辺で操業していた県漁協所属の中型イカ釣り漁船１１隻が南側などへ移動していた。 ただ、５日までにロシア軍が訓練を解除したとの連絡が入り、漁船への被害はなかった。 しかし、小木の漁業関係者からは、「次はいつこういうことがあるのか」といった不安の声が上がっている。 ９月には、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが日本海に発射されており、漁業関係者からは安全に漁ができるよう改めて国に対応を求める声が聞かれた。
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