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23日の東京株式相場は株価指数がマイナス圏に沈む場面が出ている。米国の長期金利が上昇一服となる中、銀行株や陸運、鉄鋼など直近の上げが目立った業種が安い。半面、電機や情報・通信は堅調で、株価指数の下値を支えている。
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〈きょうのポイント〉
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「このところ上昇が目立っていた銀行や海運など割安株に利益確定売りが出ている。景気回復期待を前提として、株価が上げ過ぎた面がある」と述べた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日の議会証言で、米経済は力強さを増しているとみられるものの、新型コロナウイルス禍による打撃からの完全回復にはなお程遠いとの認識を示す 見込みだ。
先週末の日本銀行の金融政策決定会合後の相場の基調が強くないだけに、「欧州で新型コロナウイルスの変異型が拡大していることも先物の仕掛け売りを誘いやすいようだ」と大塚氏はみていた。
- 東証33業種では空運や海運、銀行、鉄鋼、陸運、非鉄金属が下落
- 建設や電機、情報・通信、輸送用機器は上昇
からの記事と詳細 ( 日本株は銀行や陸運安い、電機や通信は高い-指数は午後マイナス場面 - ブルームバーグ )
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