今月就任した第9管区海上保安本部の渡邉保範本部長が記者会見を開き、関係機関との連携を強めたうえで日本の排他的経済水域にある大和堆の周辺海域での警備などにあたりたいという考えを強調しました。
渡邉本部長は横浜市にある第3管区海上保安本部の次長から今月1日付けで、新潟市に本部を置く第9管区海上保安本部の本部長に就任し、5日初めてとなる記者会見を開きました。
このなかで渡邉本部長は重点的に取り組む課題について「不透明性を増す半島情勢にかかる種々の事案への対応だ」と述べ、このところ北朝鮮によるミサイルの発射が相次いでいることなどを念頭に、迅速な情報の把握や対応に努める考えを強調しました。
そのうえで、能登半島沖の日本の排他的経済水域にある国内有数の漁場、大和堆の周辺海域での北朝鮮や中国の漁船による違法操業への対応が重要な課題となっているという認識を示し、関係機関との連携を強化して対応する考えを示しました。
渡邉本部長は北海道の出身で、これまでに海上保安庁の警備情報課長などを歴任したあと、第3管区海上保安本部では、東京オリンピック・パラリンピックで海上警備の指揮をとりました。
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