中国の習近平国家主席は26日、フランスのマクロン大統領と電話会談し「欧州連合(EU)が自主的な戦略を取るべきだとフランスが主張しているのは正しいことだ」と述べた。中国政府が発表した。中国との対立姿勢を続ける米国に流されず、中国と関係を強めるよう求めた形だ。
習氏は、フランスの正しさは「国際社会で最近起きたこと」が物語っていると強調した。米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の創設により、オーストラリアとの潜水艦共同開発計画を破棄されたフランスが米国に強く反発したことを指すとみられる。
中国側によると、マクロン氏も中国と実務的な協力を強める考えを示した。
習氏は「中国と欧州はハイレベルの対話を継続して誤解を減らし、関係を長期的に安定させるべきだ」と主張した。原発や航空・宇宙、人工知能(AI)やバイオ医薬といった分野でフランスと協力を深める意向も示した。(共同)
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