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Friday, June 4, 2021

総務省接待、与党は「どうなっているのか」…野党「関係業界とズブズブだと立証」 - 読売新聞

 総務省の接待問題を巡り、与党は4日の調査結果や処分の発表を受け、一連の問題に区切りを付けたい考えだ。国家公務員倫理規程に違反する会食に計32人が出席したことが判明し、総務省への批判や再発防止を求める声も上がった。野党は行政がゆがめられたとし、なお追及する構えだ。

 自民党の世耕弘成参院幹事長は4日の記者会見で、「倫理規程に反したケースがこれだけあったことは残念だが、それだけ精緻せいちに総ざらいでチェックしたということだ。これを機会に順守を徹底してほしい」と強調した。

 東京都議選や次期衆院選を控える中で、自民党ベテランは、「政府が真摯しんしに謝罪し、国民の不満を解消する姿勢を見せなければ、選挙には悪影響だ」と危機感を募らせる。

 今回の処分者が30人を超えたことについては、与党内からも「あまりに多すぎる。総務省はどうなっているのか」(閣僚経験者)との不満が漏れた。

 一方、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は4日、記者団に「関係業界とずぶずぶの関係だと立証された。総務省は解省的出直しが求められる」と訴え、「リーダーシップを取ってこなかった菅首相の責任もある」と主張した。

 共産党の田村智子政策委員長は記者会見で、「どうしてこういう事態になったか、踏み込んだ調査を行わなければならない」と述べ、最終盤を迎える国会で徹底追及する考えを示した。

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