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Saturday, May 29, 2021

休業要請緩和へ 苦境続く映画関係者の想い - TBS NEWS

 緊急事態宣言の再延長決定から一夜が明けました。休業要請が緩和される東京都内の商業施設では、集客の挽回を図り、試行錯誤が続いています。

 東京・池袋にある大手百貨店。6月1日から平日に限り、「休業要請」から午後8時までの「時短要請」に変わりますが、29日、それに先駆けた動きが・・・。
 「こちらの百貨店ではおよそ1か月ぶりに、紳士服、婦人服売り場が再開しました」(皆川玲奈キャスター)

 しかし、より多くの集客が見込める土日については引き続き、生活必需品売り場を除き休業が求められていて、百貨店各社ではその範囲を見直し、売り場を拡大する動きが相次いでいます。
 「夏の仕事着が欲しいという要望が多くあったので、アパレルフロアを再開することにした」(東武百貨店広報課 崎田菜見子係長)

 一方、「休業要請」から、土日を含め午後9時までの時短営業などに緩和されることになった大規模映画館。これまで、映画監督や俳優など多くの関係者が声をあげ、ようやく再開できるのです。東京都はこれまで、小規模の映画館にも「休業協力」を依頼。応じた施設には、1日2万円の協力金を支払うとしてきましたが、それだけでは経営が立ち行かず、多くのミニシアターが感染対策を施しつつ営業を続けてきました。

 東京・渋谷にあるこちらのミニシアターもその1つです。支配人は、6月から大規模映画館も再開されることで、波及効果があるのではと期待しています。
 「6月1日から(大規模映画館で)上映が再開できるということで、都内でも映画を見ても大丈夫という雰囲気が出てくる」(ユーロスペース 北條誠人支配人)

 6月から小規模映画館も休業協力依頼から夜9時までの時短協力に変わりますが、コロナ禍の厳しさは続きます。

 Q.先が見えない?
 「見えないです。全く見えない。どこまでがまんすればいいんだ。そういう状況が続くと、文化や芸術に触れる機会がどんどん遠くなっていきますから、みなさんの心が少しずつ、すさんでいくと心配。がんばって、歯を食いしばって、やり続けていくしかない」(ユーロスペース 北條誠人支配人)

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