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Sunday, May 30, 2021

スパイ罪の豪作家「無実」主張 中国との関係悪化懸念も - 時事通信ニュース

2021年05月30日19時35分

 【シドニー時事】中国でスパイ活動の罪に問われているオーストラリア国籍の作家の楊恒均氏が無実を訴えていると、豪公共放送ABCが30日報じた。楊氏の初公判は27日に非公開で開かれており、主張の一部が今回明らかになった。

豪国籍作家、非公開で初公判 大使傍聴を拒否―中国

 楊氏は2019年1月に中国・広州の空港で身柄を拘束され、その後、逮捕・起訴された。初公判では豪州の駐中国大使の傍聴が認められなかった。
 報道によれば、楊氏は28日に拘置施設から家族や支援者らにメッセージを送った。その中で「100%無実」と主張。中国の諜報(ちょうほう)員だった過去を踏まえ、自身への厳しい取り調べについて「誰かの恨みを買っていたかもしれない」と漏らした。
 さらに、悪化している豪中関係が判決などに影響する恐れがあるとも懸念。「早期の解放につながるよう豪州が中国と友好な関係で連絡を取り合ってほしい」と語ったという。

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