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Friday, April 30, 2021

東京五輪・パラ 「プレーブック」更新 関係者の検査を強化へ - NHK NEWS WEB

東京オリンピック・パラリンピックの参加者に対し新型コロナウイルスの感染防止のために必要なルールをまとめた「プレーブック」と呼ばれる手引書のうち、国際競技団体やメディアなど、関係者向けの更新版が公表され、海外から日本に向けて出国する前には、96時間以内に2回の検査を行うことなどが盛り込まれました。

「プレーブック」は、IOC=国際オリンピック委員会と大会組織委員会などが、選手や関係者ごとに新型コロナの感染防止に必要なルールをまとめた手引書です。

ことし2月に最初のものが示され、その更新版のうち選手向けのものが4月28日に、国際競技団体やメディアなどの関係者向けのものが4月30日に公表されました。

それによりますと、日本に出国する前の検査は最初のプレーブックでは72時間以内に1回でしたが、変異したウイルスに対応するため96時間以内に2回行うこととしたうえで、入国後3日間は原則、毎日検査を行い、その後も、選手と頻繁に接触する関係者は原則として毎日の検査を継続することなどを求めています。

また、入国後14日間は自主隔離期間として、この期間中は公共交通機関は使用できず、食事も宿泊先のレストランやルームサービスを利用することなどを求めています。

一方で、14日間を過ぎれば移動のために公共交通機関を利用できるとしています。

「プレーブック」は今後さらに更新され、ことし6月に最終版が公表されることになっています。

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