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Monday, March 8, 2021

「国民の期待は高い」…スパコン「富岳」本格運用を開始 - 読売新聞

 世界一の計算速度を誇る理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳ふがく」が9日、本格運用を開始し、設置されている理研計算科学研究センター(神戸市)で記念式典が行われた。

 式典は、中央演算処理装置(CPU)を収納したラックが並ぶ計算機室であり、出席者がテープカットで祝った。松本紘・理研理事長が「国民の期待は高い。満を持して利用開始を宣言したい」と話した。

 富岳は、国産スパコン「けい」の後継機として理研と富士通が開発。昨年6月と11月にはスパコンの性能を比較する世界ランキングの主要部門で1位となった。

 同4月からの調整運転で理研などが利用し、新型コロナウイルス対策として、マスク着用の効果を示す研究や、ウイルスを含む飛沫ひまつが広がる様子の再現などで活用され、すでに100件以上の研究が進んでいる。

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