ソフトバンクグループ傘下の米投資会社 フォートレス・インベストメント・グループは、不動産投資信託の コロニー・キャピタルの一部資産取得で協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。コロニーはデジタルインフラ資産へのシフトを加速している。
協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、協議の対象にはコロニーのウェルネス関連インフラポートフォリオが含まれる。当局への届け出によると、同社のウェルネス関連不動産の価値は昨年12月31日時点で約33億ドル(約3600億円)と評価され、同事業部門の純負債は27億ドル。
協議は進行中で詳細条件は確定しておらず、合意に至るかどうかは確実ではないと関係者は語った。
フォートレスの広報担当はコメントを控えた。コロニーの担当者のコメントは今のところ得られていない。
フォートレスのウェブサイトによれば、昨年9月30日時点での運用資産は約500億ドル。同社は2017年にソフトバンクグループの傘下に入った。
コロニーはデータセンターやファイバーネットワーク、携帯電話基地局など急成長する分野の関連不動産に焦点を絞っており、非デジタル資産の売却を進めている。高齢者向け住宅や高度看護施設、病院、診療所ビルなどのウェルネス関連資産を持つ同社は、ウェルネス部門からの売上高と純営業利益が「大幅に減少」するとの見通しを示していた。
原題:
Fortress Said in Talks to Buy Colony Capital’s Non-Core Assets(抜粋)
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