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Thursday, March 11, 2021

東証寄り付き 続伸、上げ幅一時150円超 半導体株高い - 日本経済新聞

12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、前日比60円ほど高い2万9200円台後半で推移している。上げ幅は一時150円を超えた。米長期金利の上昇に対する過度な警戒感が薄れ、11日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した。米株高で投資家心理が上向き、東京市場でも買いが優勢となっている。

11日の米市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、過去最高値を更新した。S&P500種株価指数も1カ月ぶりに過去最高値を更新したほか、米長期金利上昇に対する過度な警戒感が和らぎ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も反発。運用リスクを取りやすい雰囲気が広がるなか、きょうの東京市場では半導体関連株が総じて上昇している。

欧州中央銀行(ECB)が11日の理事会で、国債など資産買い入れのペースを加速すると決めたことも、米国を中心に広がっていた金利上昇への過度な警戒感を和らげ、投資家心理を支えている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに一時下げに転じる場面もあるなど、上値が重い。

SUMCO東エレクスクリンなど半導体関連銘柄が高い。ソフトバンクGやエムスリーオムロンも上げている。一方、三越伊勢丹丸井G高島屋など小売りの一角が安い。ファストリも軟調。コンコルディ新生銀静岡銀も軟調。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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