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Monday, January 18, 2021

福島県産木材「プレハブ」好評!高い断熱性 発熱外来など活用 - 福島民友

 県郡山地区木材木工工業団地協同組合(郡山市)は、県産ヒノキを使った木製プレハブ「HAKOBU」の販売を始めた。県内の医療機関が発熱外来に活用するなど、新型コロナウイルス対策にも役立てられている。

 木製プレハブは幅2メートル、長さ4メートル、高さ2.4メートルが基本で、高い断熱性や遮音性が特徴。発熱外来向けでは、医療スタッフと患者の出入り口を別々に設け、間仕切りや陰圧空気清浄機を付けて感染リスクを減らし、接触せず検体を採取できるようにするなど、用途に応じて柔軟に製造できる。前もって組み立ててから運ぶため、現地での設置時間は15分~2時間ほどに抑えられるという。

 県産木材の普及を目的に開発し、新しい生活様式に対応した使い方を提案している。昨年12月には、本宮市と須賀川市の2病院に、発熱外来や発熱患者の待合室として導入された。医療関係者から「木のぬくもりを感じられ、患者のストレスを軽減できる」などの声が寄せられているという。

 今後は病院のほか、イベント開催時の物販棟や建設現場の休憩所などとしての活用も提案していく。伊藤正道統括部長は「コロナ禍が続く中、多様な形で活用を提案し、県産木材の普及促進や地域活性化につなげたい」と話している。問い合わせは同組合(電話024・945・2480)へ。

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