私は子どもの頃の体験などから、日中関係の発展に寄与したいと考えていた。
1988年10月、通産省が中国投資環境調査団を出すことになった。日本興業銀行の池浦喜三郎会長が団長、私は顧問として参加した。大連、北京、天津、上海を10日程度かけて訪問し、各地の市長が熱心に接遇してくれた。
上海市では旧知の朱鎔基さんが市長だった。彼は浦東開発に情熱を燃やしていた。私が「日本では土地収用がネックになる」と質問し...
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