新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が八月に発生した名古屋市立緑市民病院(緑区)について、複数の病院関係者が本紙の取材に応じ、感染拡大当時の院内の様子を証言した。感染者がいるエリアとそれ以外のエリアのゾーニング(区分け)など、感染対策に不信感を抱きながら十分な説明や情報を得られず、恐怖と背中合わせの勤務を強いられた実情が浮かんだ。 (池内琢)
「仕切られたシートの向こうから、空気がびゅーびゅー流れてくる。これが感染対策と言えるのか」
ある関係者は、院内で感染が拡大した八月中旬に実施されたゾーニングの様子を振り返る。新型コロナに感染した入院患者を病棟の一角に集め、安全区域との境界として廊下にビニールシートを張った。
しかし、シートの上下は空気が通る状態で、テープの一部もはがれていた。すぐ近くにはスタッフルームもあった。市病院局は「区分けの意味で設けた。空気感染するわけではないので問題ない」との見解を示すが、現場にこうした説明はなく「危険だと思った」。シートの上部は後にふさがれたが、テープのはがれはそのままだったという。
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