登別市の中学１年の男子生徒が今月、集合住宅の敷地内で倒れているのが見つかり死亡したことを受けて、市の教育委員会は記者会見で、男子生徒が死亡する４日前に「部活動の人間関係で疲れている」と学校の養護教諭に相談していたことを明らかにしました。
今月２２日、登別市の集合住宅の敷地内で市内の中学校に通う１年生の男子生徒が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。
生徒の母親は所属していたサッカー部の部員から体型をからかわれていたほか、筋力トレーニングの動画を撮影して送るよう強要されていたとして、いじめによる自殺だと訴えて市に調査を求めています。
市の教育委員会は３０日に記者会見を開き、死亡した男子生徒が亡くなる４日前に学校の保健室を訪れ、「部活動の人間関係で疲れている」と養護教諭に相談していたことを明らかにしました。
また、全校生徒を対象に行ったアンケート調査では、生徒が身体的な特徴や運動能力についてからかわれていたという回答が複数寄せられたということです。
生徒が通っていた中学校の校長は記者会見で「小さなサインに誰も気づいてあげられなかったのは、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と述べました。
市の教育委員会はいじめ防止対策推進法の「重大事態」にあたると認定し、来月にも弁護士などを交えた第三者委員会を設置して詳しい経緯を調べることにしています。
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June 30, 2020 at 03:45PM
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“部活動の人間関係”生徒が相談｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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