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Friday, May 15, 2020

オンラインミーティング 対話で新しい関係結ぶ - 岐阜新聞

オンラインミーティングで話し合う「~ながラー」たち

オンラインミーティングで話し合う「~ながラー」たち

 「美術館に行けない状況下で、私たちにできることは何だろう」

 アートを介してコミュニティーを育むアートコミュニケーター「~ながラー」、2回目のゼミはこんな問いから始まった。美術館と各家庭をオンラインでつなぎ、30人が画面上で話し合う。「作品にあう音楽を選んで、一緒に鑑賞するのはどう?」「中継しながら同時に作品をつくったら?」「子どもも高齢者も、家で一緒に楽しめたらいい!」

 共通の興味・関心から、アイデアが豊かに膨らんでいく。後半はグループに分かれ、所蔵作品や作家との活動展開、ライブ配信の可能性など、テーマごとにディスカッションを行った。

 世界中でオンラインコンテンツを閲覧できる今、充足しにくいのは「他者と楽しむ体験」だ。では、誰と? どうやって? 「~ながラー」はやってみたいことと、必要とされていることを結びつけ、自分たちの働きを創出していく。それぞれの生活経験を生かして、独自の工夫を編み出していくのだ。これまでの学芸員やボランティアとも異なる、新しい存在である。

 このゼミのテーマは「会議上手になろう!」。講師を務めたミーティング・ファシリテーターの青木将幸氏は、次のように語りかけた。

 「生まれたてのアイデアとは、か細い苗木のようなもの。ポキッと折るのは簡単だけど、育てるためには世話が必要。水分や日光、栄養を与えるように、言葉をかけあってみてください」

 年齢や生活背景の異なる「~ながラー」がともに活動するためには、対面、オンラインを問わず、ゼロからの対話が肝要だ。理解や共感のポイントを探すことで、多様な価値観の間にも新しい関係を結ぶことができる。新型コロナウイルスによってコミュニケーションの形が変化する現在、注目が集まる「ウェルビーイング(生活充足度)」にも共通する視点だ。

 4月初旬、岐阜県美術館の日比野克彦館長は「今だからこそ、できることがある」と強く呼びかけた。活動はまだまだ船出したばかり。「~ながラー」を迎えた岐阜県美術館は、しなやかな共同体となってアートを届けていく。

 (県美術館普及業務専門職・峰岸優香)

     ◆

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、18日まで休館している県美術館。自宅でも美術を楽しんでもらえるよう、記事にちなんだ動画を配信中。

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