Pages

Saturday, December 4, 2021

9割の人が知らない!「絵馬」と「馬」の関係 - ダイヤモンド・オンライン

永崎ひまる

ながさき・ひまる

絵馬師

神道文化会より平成27(2015)年度「神道文化賞」受賞(絵馬師として初受賞。神道文化賞は、神社・神道の文化を広める意義ある活動をした功労者に贈られる50回を超える伝統ある賞)。これにより神社界で公認される形となった初の絵馬師になる。

「伊勢神宮崇敬会 開運絵馬」「出雲大社 令和開運大絵馬 大国主大神と鼠」「宗像大社 世界文化遺産登録記念大絵馬」「霧島神宮 御本殿造営三百年記念大絵馬」「乃木神社 干支大絵馬」「甲斐國一宮淺間神社 御鎮座壱千百五十年記念絵馬」「万九千神社 万九千社正遷宮記念大絵馬」「東京大神宮 令和記念大絵馬」「神田明神 神田神社だいこく様大絵馬」などを奉納。羽田空港第3ターミナルに「羽田空港大絵馬 鳳凰と富士」も展示。京都・三嶋神社の「鰻絵馬」は毎年、全国のたくさんのうなぎ店がこの絵馬を受けるが、こちらは秋篠宮皇嗣殿下にも献上されている。その他、東京大神宮や大宮氷川神社(埼玉県神社庁)、東急プラザ銀座などでも絵馬を描く会や講演会を開催。静岡・熱海市のあいじょう岬では細川紙和紙絵馬を展示。『おはよう日本』(NHK総合)、『news zero』『ZIP!』(以上、日本テレビ系)などのニュース特集内、産経新聞「きょうの人」、西日本新聞「ひと」でも紹介。

和紙の世界にも精通し、ユネスコ無形文化遺産に登録された細川紙が有名な埼玉県の「小川町ふるさとアンバサダー(大使)」として、絵馬や和紙などの日本文化を世界に広めるイベントや和紙絵馬製作でも活躍。京都市指定有形文化財・梅辻家住宅黒書院での講演会を開催。三重・伊勢市二見町の賓日館(国指定重要文化財)で個展。初の著書『アラン・デュカス 秘密のレシピ』(主婦と生活社)が料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞2014イラストレーション部門のグランプリ」に選ばれ、読売新聞書評欄「本よみうり堂」でも紹介。

また、和風画家・デザイナーとして、商品デザイン、日本酒・日本ワインのラベルデザイン、陶器デザイン、雑貨デザイン、年賀状デザイン、新聞イラストなど、グラフィックデザイナー歴を活かし、絵馬だけでなく多岐のジャンルで活躍中。

  • 1日1分見るだけで願いが叶う!ふくふく開運絵馬

    ◎史上初!「神道文化賞」受賞絵馬師が描いた開運絵馬の本!
    ◎出雲大社・神田明神・東京大神宮等の「百年開運大絵馬」特別公開!
    ◎全体運・金運・仕事運・恋愛&結婚運・長生き健康運・人間関係運、御利益ザックザック!
    ◎天然の木曽檜に、絵馬師が生命を吹き込んだ71絵馬、初公開!
    ◎絵馬は“天然のカウンセラー”! 見るだけで心も体も癒される! 願いが叶う!
    ◎神道文化賞は、神社・神道の文化を広める意義ある活動をした功労者に贈られる
    50回を超える伝統ある賞。絵馬師として初受賞!
    ◎木に宿る神のパワーで奇跡が起きる!

今、生活必需品の値上げラッシュで個人の可処分所得は減り続けている。閉塞感や憂うつな気分を抱え、立ち尽くす人も多いかもしれない。
そんな気分を一掃する『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』が、Amazonランキング第1位(祭祀・11/7~15)、楽天ブックスランキング第1位(民俗・11/13)となっている。
史上初!「神道文化賞」受賞・絵馬師が描いた、とってもかわいい&楽しい【開運絵馬】の本
出雲大社、神田明神、東京大神宮、伊勢神宮崇敬会で展示中の【百年開運大絵馬】を特別収録
天然の木曽檜(樹齢300年以上、年間20万本限定希少材)に、絵馬師が生命を吹き込んだ「全71絵馬」を本邦初公開
神道文化賞は、神社・神道の文化を広める意義ある活動をした功労者に贈られる50回を超える伝統ある賞で、永崎氏は絵馬師として初受賞。日本で唯一、神道文化会から表彰された絵馬師として、長年、神社にお参りにくる人たちのために、幸福の絵馬を描いてきた。
この本は、伊勢神宮崇敬会、出雲大社、神田明神、東京大神宮などで展示中の「百年開運大絵馬」を特別収録しただけでなく、天然の木曽檜に絵馬師自ら新たに生命を吹き込んだ71絵馬を完全収録した極めて稀有なもの。事実、一足先に読んだある識者も「眺めてるだけで楽しい」と好評だという。
コロナ禍でメンタルダウンした人も、金運・仕事運・恋愛&結婚運・長生き健康運・人間関係運も御利益ザックザック。見るだけで木に宿る神のパワーが奇跡を起こしてくれるかもしれない。
では、絵馬師から「開運絵馬」を紹介してもらおう(今なら【楽天ブックス限定特典】としてスマホの待受等で使える、東京大神宮&神田明神の「百年開運大絵馬」待受ダウンロード(恋愛運・金運)を期間限定プレゼント中!)。

新潟発の日本酒プロジェクト

9割の人が知らない!<br />「絵馬」と「馬」の関係
9割の人が知らない!<br />「絵馬」と「馬」の関係

 馬は長い間、人に寄り添い、ともに生きてきました。

 神社でも「神馬(しんめ)」といって、神社の神に仕える馬、神が乗る馬として大切にされてきました。

 伊勢神宮でも、神馬が月に何度か、神前に見参します。

 絵馬と馬は何かと、切っても切れないご縁が生まれたのですが、農林業でも、長い間、馬の力を借りていました。

 山の中の木材を運ぶ馬搬(ばはん)、田畑を耕す馬耕(ばこう)など、人間が馬にどれだけ助けられてきたか、わかります。

 馬搬の歴史を守りたい、馬耕でつくった日本酒を残したいという思いから、馬方(うまかた、馬搬の技術を有する人)の岩間敬さんを中心とした、新潟県発の日本酒プロジェクトがあります。

 そのお酒を入れる瓶の絵を私が担当し、その元絵として、馬耕の様子を大絵馬に描きました。その大絵馬の板は馬搬で切り出されたもので、有名な宮大工さんに絵馬にしていただいたのです。

 日本酒「田人馬」は、白と黒の2種類がつくられました。

 それも絵馬の歴史と関係しているのです。

 昔、神社の神様に奉納された馬は毛色によって意味が違いました。

 五穀豊穣を祈って白馬と黒馬が奉納され、白馬は祈晴(きせい)、黒馬は祈雨(きう)を意味しました。

 そのため、この元絵にも、2種類の絵馬が描かれたのです。

 お酒が2種類あるので、つくり方も違います。

「白」は、酒米の田んぼのある新潟県津南町の地元酒造会社「津南醸造」が醸造した純米大吟醸。

「黒」は、創業1645年を誇る京都伏見の酒蔵「招德酒造(しょうとくしゅぞう)」が醸造した生酛造(きもとつく)り。

 そして、なんと発売前にもかかわらず、ロンドンで開催された世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ(IWC)」2021SAKE部門にて「白」が銀賞を受賞しました。

 馬搬と同じく、神様へ感謝を伝える大絵馬を奉納する文化を、次の世代へ残せていけたらと思います。

(本原稿は、永崎ひまる著『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』からの抜粋です。【楽天ブックス限定特典】として、東京大神宮&神田明神の「百年開運大絵馬」待受ダウンロード(恋愛運・金運)を期間限定プレゼント中)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 9割の人が知らない!「絵馬」と「馬」の関係 - ダイヤモンド・オンライン )
https://ift.tt/3DjMBJH

No comments:

Post a Comment