Pages

Thursday, December 30, 2021

じっくり読みたい 有料会員がクリップした実践度の高い記事20 - 日経クロストレンド

2021年人気記事ランキング 第5回

「この記事は取っておきたい」「後でじっくり読みたい」というときに便利なのが、日経クロストレンドのクリップ機能。この特集の最終回は、クリップした読者が多かった記事のランキングを発表します。第1~4回までのよく読まれた記事のランキングに比べ、実践的な記事が上位に入りました。

2021年7~12月(12月は22日まで)に公開した記事を、クリップした読者が多かった順に並べた。各記事へのリンクは本文中、または記事末尾の一覧を参照

2021年7~12月(12月は22日まで)に公開した記事を、クリップした読者が多かった順に並べた。各記事へのリンクは本文中、または記事末尾の一覧を参照

前回(第4回)はこちら

 日経クロストレンドには、「クリップ」という会員向けの機能があることをご存じでしょうか。各記事のタイトル下にある「クリップ」マークをクリックすると、その記事を「マイページ」の「クリップ」欄に保存。後から確認できる機能です。

 会員の皆さんには、「後でじっくり読みたい」というときはもちろんのこと、「これは役に立ちそうだから、また読めるように置いておきたい」というときにもご活用いただけます。

 今回は、日経クロストレンドが2021年7~12月(12月は22日まで)に公開した記事の中から、クリップされた数が多かった記事を調べました。面白いことに、これは第1回の閲覧者数(UB、ユニークブラウザー)ランキング第2回の有料会員に人気の特集ランキング第3回の有料会員に人気の特集以外の記事ランキング第4回のマーケターに人気の記事ランキングのいずれとも違う顔ぶれとなりました。

実践度が高い記事が人気

 トップ20本のうち、7本はこのランキングのみに入った記事です。特徴は、いずれも実践的な内容であること。

 7位の「EC開設の覇者は? “Amazonキラー”Shopifyと日本勢BASE、STORES」は、コロナ禍でEC進出ニーズが高まる中、「無料かつ簡単にEC開設」をアピールしてユーザー伸ばした3つのサービス、「BASE」「STORES」「Shopify」の強みや特徴を比較しながら検証した記事です。

 ECは、取り扱う商品にかかわらず関係する人が多い事業。注目のサービスをまとめたこの記事は、「後で振り返りたい」という読者が多かったのでしょう。

 最前線でデータを扱うアナリストが、データ分析の基本的な考え方や活用方法について解説した記事も人気です。

 11位の「データ分析は『3つに分ける』 無意味や早とちりを無くす方法」がその一例。位置情報データなどのオルタナティブデータをどうマーケティングに生かすのか、厳密な因果推論に基づく効果の予測手法「アップリフトモデリング」について、サイバーエージェントのリサーチ・サイエンティスト、森脇大輔氏が実例を交えながら解説しました。

 17位の「ヒットへの分岐点 本当は恐ろしい『リピート率の谷』」は、購買データ分析でよく使われるトライアル率とリピート率の読み解き方について、購買データの解析サービスを展開するTrue Data(東京・港)のデータアナリスト、烏谷正彦氏が解説しています。

企業のマーケティング事例も人気

 企業のマーケティング事例を紹介する記事も目立ちました。

 10位の「オルビスが編み出した、インスタ『4つの必勝パターン』大公開」は、ポーラ・オルビスホールディングス傘下の化粧品メーカー、オルビス(東京・品川)のInstagramを使ったプロモーション事例。フィード、ストーリーズ、ライブ、リールの機能を駆使し、4つのステップを重ねる中で確立した、ユーザーにブランドメッセージを深く訴求する手法を明かしました。

10位の「オルビスが編み出した、インスタ『4つの必勝パターン』大公開」から。オルビスのブランドメッセージは「ここちを美しく。」Instagram活用でも世界観を表現する

10位の「オルビスが編み出した、インスタ『4つの必勝パターン』大公開」から。オルビスのブランドメッセージは「ここちを美しく。」Instagram活用でも世界観を表現する

 16位の「営業利益が8倍に! ヒット商品を連打するI-neの5ステップを公開」は、ヘアケアの「BOTANIST(ボタニスト)」、ヘアアイロンやドライヤーなどの「SALONIA(サロニア)」といったブランドが絶好調のI-ne(アイエヌイー)に取材。ヒット商品を次々に送り出す、同社独自のブランドマネジメントシステムをひもときました。

I-neが発売する主要ブランド

I-neが発売する主要ブランド

16位の「営業利益が8倍に! ヒット商品を連打するI-neの5ステップを公開」から。I-neが開発した独自ブランドマネジメントシステム「IPTOS」の流れ

16位の「営業利益が8倍に! ヒット商品を連打するI-neの5ステップを公開」から。I-neが開発した独自ブランドマネジメントシステム「IPTOS」の流れ

 19位の「ID経済圏に意外な企業が名乗り ツルハドラッグが広告事業参入」は、下半期に高い支持を得た特集「紛糾! どうなる? 脱クッキー対策」の第4回。ドラッグストアチェーンのツルハホールディングスが広告技術開発ベンチャーの協力の下、「ツルハAD (アド) プラットフォーム」を開発し、ID-POS(販売時点情報管理)データを使った広告事業に参入したことを取材した記事です。

 20位の「そごう・西武も開始 SNSよりファン・コミュニティー・サイトの理由」は、近年、SNSからファン・コミュニティー・サイトに顧客との交流の場を移している企業に、その理由や運営のこだわりを聞いた記事です。

 こうした記事では、読者の皆さんの日々の業務に直接つながる知見や、他者の具体的な取り組み、工夫が知れることが1つの価値であり、それがクリップしたいという思いにつながるのでしょう。

 なお、一度クリップした記事は、「マイページ」の「クリップ」で、各記事タイトルの右下に表示される「削除」をクリックすれば、簡単にリストから外せます。まだ使ったことのない方は、ぜひご活用ください。

【ランキングした各記事へのリンクはこちら】

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( じっくり読みたい 有料会員がクリップした実践度の高い記事20 - 日経クロストレンド )
https://ift.tt/3HpSGHe

No comments:

Post a Comment