アメリカのバイデン大統領は、訪問先のイギリスで記者会見し、軍事的な活動を活発化させている中国との関係について「必要なのは競争であって、衝突ではない」と述べる一方、アメリカは、国際的な空域や海域に関する姿勢を変えるつもりはないと強調し、中国をけん制しました。
バイデン大統領はCOP26に出席するために訪れているイギリスのグラスゴーで、一連の外国訪問を締めくくる記者会見を行いました。
このなかで記者から、極超音速ミサイルの発射実験を行うなど、軍事的な活動を活発化させている中国との衝突を懸念するか問われると「懸念していない。これまで何時間と習近平国家主席と電話で話をしたなかで明確に伝えたのは、必要なのは競争であって、衝突ではないということだ」と述べました。
その一方でバイデン大統領は「国際的な空域や海域についての規約に対する姿勢を変えるつもりはない」と述べ、中国をけん制しました。
また、習主席が一連の国際会議への出席を見送ったことについてバイデン大統領は「中国は、世界に影響を与える機会を失った。率直に言って大きな間違いだ」と批判しました。
そして「アメリカは、存在感を示し、世界に大きな影響力を与えることができた」と述べ、国際協調の重視を掲げ、今回、数多くの会議に出席したみずからの外交を自賛しました。
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