「家族との起業は難しい」と認識する
兄弟姉妹とは一緒に育ってきた仲だし、イトコのこともよく知っているはず。 何が相手の逆鱗に触れるのか、ケンカをするときにどれくらいえげつない手を使うのか、自分と相手のどちらが経理を担当し、どちらがカスタマーサービスにあたるべきなのか。それも、あなたにはわかっているでしょう。 つまり、これまでの人生を通じて、その人と仕事を介してつきあうための準備を整えてきたということ。 良い面も悪い面も、お互いにすでに知っていることを、仕事でも私生活でも相手とうまくつきあうための指針にするといいでしょう。 きょうだいとバーを経営するAngelaさんの場合 「私たちは家族、しかもとても親しい家族なので、ときには考え方がぶつかることもありました」と話すのは、ニューヨークできょうだいとともにバーを経営するAngela Nardelloさん。 ふたりは父親のもとで働いていましたが、先日父親が亡くなったため、その経営はふたりの手に委ねられることになりました。 「看板を書くのにどの色のチョークを使うのか、新メニューにポテトとオニオンリングのどちらを添えるのか、パーティーの際のスタッフの人数をどうするのか、みたいな、すごく取るに足りないことで、ちょっとした言い合いになることが何度もありました。父はとても独特なやり方をする人でした。ちょっと古くさいところがありました」 Nardelloさんのこの言葉には、適度な「悟り」が見てとれます。その点に注目してみましょう。 Nardelloさんは、父親ときょうだいのことをよく知っていて、彼らがどんなことに賛成し、どんなことに反対するのかもわかっていました。 家族兼ビジネスパートナーが、あなたがすでに把握している好き嫌いを表明したからといって、驚いたようなそぶりを見せてはいけません。お互いに対して現実的にならなければ、ビジネスでは成功できません。 双子のきょうだいで本を書くZakarさんの場合 Michael ZakarさんとZak Zakarさんは28歳の双子のきょうだいで、『 Pray the Gay Away 』(とそれに伴うオフブロードウェイの舞台)と『 How to Be Fucking Happy 』を共同で執筆しました。 双子のきょうだいで一緒に仕事をして、本を書くのはどんな感じなのでしょう? その疑問に、Zakさんはこう答えています。 「自分自身こそが自分のもっとも辛辣な批評家だ、と言う人がいますよね? その人にはきっと、双子のきょうだいがいなかったんでしょう」 要は、意見がぶつかることがある、ということです。しかも何度も。それに対して心の準備をして、慣れていくようにしましょう。
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