メルケル首相の長所としては、人の話に耳を傾けることで状況の変化を察知できると指摘した一方、短所としては未来に関わるテーマについて大きなビジョンを示せなかったことや、後継者を育ててこなかったことを挙げました。
その上で、メルケル首相の後任を決める連邦議会選挙については「気候変動に対する懸念が強まるなか、政治が迅速に対応し効果的な措置がとられることを多くの人が望んでいる」として気候変動対策の進め方が最大の争点になると分析しています。
一方で「気候変動対策をはじめ、政策の中身が非常に複雑になってきていることもあり、どれだけ信頼できるのかなど、候補者のイメージも重視されるようになっている」として、選挙戦では政策論争に加えて各党の首相候補の指導者としての資質も問われていると指摘しています。
ミュンヒ所長は各党による接戦が予想されるとした上で「選挙の結果、社会民主党とキリスト教民主・社会同盟がわずかな差となった場合、より多くの連立の選択肢をもつショルツ氏によりよい展望が開けるだろう」との見方を示しています。
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