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Tuesday, August 3, 2021

五輪関係者 コロナ陽性8件の提出者不明、そのまま業務継続か 組織委のチェック体制ずさん - 東京新聞

五輪関係者に義務付けられたPCR検査の唾液採取容器

五輪関係者に義務付けられたPCR検査の唾液採取容器

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、すべての大会関係者に課しているPCR検査について、陽性が確認されたが、誰が提出したものか分からないままの事例が8件あると発表した。このため8件に関わる大会関係者は隔離などの措置がとられず、そのまま業務を続けているとみられる。

 唾液を採取する検査は、職務に応じて毎日、4日に1回など提出が求められている。競技会場などで検体を提出するとともに、毎回、登録サイト上で11ケタの検体のバーコード番号、7ケタの個人のアクレディテーション(参加資格証)番号、生年月日を入力する必要がある。この時、1文字でも入力が間違っていると、検体の検査結果が個人にひもづかなくなる。

 大会関係者の検査はこれまでに延べ約50万件実施。陽性者は4日時点で、計322人が確認されている。8件に選手は含まれていない。

 組織委は「ユーザーには登録方法を周知していきたい」と話した。(小嶋麻友美)

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