三重県は1日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種に次ぐ対象者に「東京五輪・パラリンピックの関係者」などを加える新たな指針を発表した。市町に送付し、検討の参考とするよう促す。 新たな指針は東京五輪の関係者として、審判やスタッフのほか、ホストタウンの関係者や会場に派遣される警察官などを例示。「安心安全な大会を運営するという観点から早期の接種が重要」と記した。 指針には「不特定の人と近い距離で接する機会が多く、早期の対策が望ましい人」も加えた。通所介護や観光・宿泊業の従事者、バス、タクシーの運転手、マッサージ師、鍼灸師などを想定している。 県は5月31日に発表した指針で、高齢者に次いで優先的に接種する対象として、保育園、学校、児童養護施設の従事者などを例示していた。新たな指針で追加した対象者も、これらと同様に扱う。 高齢者に次いで接種を受ける詳細な順序について、県は引き続き市町の判断に委ねる方針。感染症対策課は「市町には指針を参考にしながら地域の状況を踏まえて検討してもらいたい」としている。 鈴木英敬知事は1日のぶら下がり会見で、五輪の開催までに関係者の接種が間に合わない可能性について「実は既に接種した人もおり、改めて指針に明示した側面もある。間に合わないことはない」と否定した。
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