[ローマ 29日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は、より安定した有益な対ロ関係を期待するが、ロシアが「攻撃」を続ければ、米国は対応すると述べた。
29日付のイタリア紙ラ・レプブリカとのインタビューに答えた。
「ロシアがわれわれに対する攻撃を続けたり、ソーラーウィンド社に対する(サイバー)攻撃、米選挙への介入、(ロシアの野党指導者)ナワリヌイ氏に対する攻撃のような行為を続けた場合、われわれは対応する」と発言。
対中関係については「最も複雑だ」とした上で、米国が他国に対し米中のどちらかを選ぶよう求めることはないと述べた。
ただ「敵として、ライバルとして、もしくはパートナーとして中国に対応する場合、われわれがともに行動すれば、はるかに大きな効果が期待できることは事実だ」との認識も示した。
ブリンケン長官は、過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いについて協議する国際会議のため、ローマを訪れている。
長官は、イタリアが5G(第5世代)通信網を「信頼できない売り手」から守るため法案を作成するという重要な努力をしており、他国から投資があった場合は検証を続けるべきだと主張した。
米政府はイタリアなど欧州の同盟国に対し、安全保障上のリスクを理由に、5G網構築で中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を排除すべきと呼び掛けている。ファーウェイは米国の主張を否定している。
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