30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日に比べ120円ほど高い2万8900円台前半で推移している。前日の米株式市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを受け、東京市場でも主要な銘柄に買いが集まっている。上げ幅は180円を超える場面があった。
前日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに最高値を更新した。東京市場でも東エレクやSUMCOといった半導体関連銘柄の一角に買いが入っている。ハイテク株との連動性が高いソフトバンクグループ(SBG)も上昇し、指数を押し上げている。
取引時間前に経済産業省が発表した5月の鉱工業生産指数(季節調整済み)の速報値は前月比5.9%低下した。QUICKがまとめた民間予想の中央値(2.4%低下)を下回ったが、株価の反応は限られている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発している。
中外薬は大幅高。テルモやネクソン、エムスリーも買われている。一方、前日に通期業績予想を下方修正したJフロントは大幅安。アステラス、ソニーG、三菱電も下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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