コーンウォール=高野遼、金成隆一
主要7カ国首脳会議(G7サミット)の開幕を前に、訪英中のバイデン米大統領は10日、ジョンソン英首相と就任後初めての首脳会談に臨み、民主主義や安全保障など幅広い分野で協力関係を深める「新大西洋憲章」に合意した。バイデン氏は二国間の「特別な関係」を確認したと会談の成果を語った。
会談後、バイデン氏は「非常に生産的な会談だった。両国が永続的な民主主義の価値を守るためのコミットメントを新たにした」と述べた。ジョンソン氏も「安全保障や北大西洋条約機構(NATO)、気候変動などのあまりに多くの課題で、米国が我々との協力を望んでいる」と語った。
米英首脳が合意した「新大西洋憲章」は、1941年に当時のルーズベルト米大統領とチャーチル英首相が合意した大西洋憲章が原型となっている。領土の不拡大など8項目からなり、のちの国連憲章の理念にもつながったとされる。
新憲章では民主主義の価値を守ることに加え、サイバー攻撃や気候変動などへの対応も盛り込まれた。
合意の狙いについて、米高官…
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