サウジアラビアの国営石油会社 サウジアラムコは、膨大なガスパイプライン網の権益売却を検討している。保有資産の現金化を進めるとともに、サウジにより多くの外国企業を呼び込む狙いだと、事情に詳しい関係者が明らかにした。
非公開の情報だとして匿名を要請した関係者によると、アラムコは権益売却の可能性について予備的な協議を行っている。売却となれば、同社は数十億ドル規模の資金を調達できる可能性があるが、取引がどのような構造になるかに左右されると、関係者は述べた。
サウジは外国からの投資誘致と経済の多様化に力を入れており、アラムコはその旗振り役を務めている。アラムコは今月、石油パイプライン部門の株式を米投資会社EIGグローバル・エナジー・パートナーズが率いるコンソーシアムに売却し、120億ドル余り(約1兆3000億円)を得る取引を結んだと発表した。
原題:
Aramco Is Said to Weigh Sale of Stake in Natural Gas Pipelines(抜粋)
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