この研究は、世界肥満学会がジョンズ・ホプキンス大学の集計した最新の新型コロナによる死亡率とWHOの肥満に関するデータを分析したものです。
それによりますと、肥満や太りすぎの人が人口の半数以上を占める国は、人口の4割以下の国と比べて死亡率が10倍高く、およそ250万人の死者のうち9割近い220万人がこうした国々に集中しているということです。
例えば、死者が10万人に0.04人と極めて少ないベトナムは、肥満・太り過ぎの人の割合が人口の18.3%と世界で2番目に低いのに対し、死者が10万人に181.7人と3番目に高いイギリスは、肥満・太り過ぎの人の割合が4番目に高い63.7%です。日本はそれぞれ5.92人、27.2%で、ともに世界でも低いレベルとなっています。
「肥満を新型コロナのリスクを高める“病気”だと認識することが極めて重要です」(世界肥満学会の代表)
世界肥満学会の代表は、肥満の人は優先的にワクチン接種を受けるべきとしています。
からの記事と詳細 ( 肥満率高い国 新型コロナ死亡率が10倍高いとの研究結果 - TBS NEWS )
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