内堀雅雄知事は22日の定例記者会見で、本県で新型コロナウイルス感染症による死亡率が高い現状について、客観的なデータを基に分析する考えを示した。県は死亡率が高い要因を病院や高齢者施設で相次ぐクラスター(感染者集団)としているがデータに基づき分かりやすく発信したい考え。
死者数104人の県内死亡率は4.5%で、全国平均の1.9%を大幅に上回る。9割以上が70代以上の高齢者で、内堀知事は「高齢者の死亡率を見て非常に不安に思う人も多いと思う」と述べ、国の協力を得ながら詳細な分析を進める意向を示した。県内では、2~3月に発生したクラスター9件のうち、7件が病院と高齢者施設で発生。県は2月15日以降、重点対策期間と位置付けてクラスター発生防止に力を入れているが、厳しい状況が続く。
このため内堀知事は、今月末を期限とする重点対策期間を4月以降も継続する考えを改めて示し「宮城、山形両県など隣県の状況も合わせ、4月以降の具体的な対策を検討していく」と語った。
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