うちの近所にもほしい。
コロナ対応で急にニーズの高まったテレワーク。自宅で作業するのが王道ですが、レンタルスペースなどを借りてテレワークってる人も多いと思います。
さいきん、JRが駅の構内に「STATION WORK(ステーション ワーク)」なるテレワーク向けの公衆ボックスを並べ始めています。移動の途中にこの公衆電話ボックス(ってみなさん覚えてます?)みたいなのに入れば、すぐ仕事に取りかかれるってワケですね。
しかし、こんな狭そうな箱の中で仕事できるんでしょうか? 興味本位で試してみたので、レポートおとどけします。
テーブルはちょっと狭いけど設備は充実
STATION WORKのボックスは、駅の建物内にTOP写真のように並んでいます。利用には事前のアカウント作成と空き枠をおさえる予約が必要ですが、スマホですぐに完結するので、ボックスの前で数分ポチポチすれば使えるように。
空き時間を予約でおさえてしまえば、スマホに表示されたQRコード(またはアカウントに紐付けたSuicaなど)でボックスのドアを開けられるようになります。
中身はこんな感じ。天井のファンで常時換気されており、感染対策は悪くなさそう。天井にはカメラがありますが、セキュリティを考えればまあ納得かな。
ボックス内の設備は椅子とテーブル、HDMI接続するモニタ、電源コンセント×2、充電用のUSB-Aコネクタ×1、卓上エアクリーナーに消毒スプレーなど。WI-Fiも利用できますが、個人的にはLANポートがほしかった。
モニターは角度固定で動かせません。モバイルワークでモニター欲しがる人は少ないと思うので、これいらないんじゃないかな。
テーブルは幅こそありますが、奥行きはやや厳しいです。15インチ級のノートPCを広げると腕の置き場に困ります。椅子はふかっとしていて座り心地よし。1時間ほど使ってみましたが、お尻は痛くなりませんでした。
中から見たドアの透明度は「人がいるのはわかるが、何をしているかはわからない」絶妙な加減。少なくとも、作業中に外が気になることはありませんでした。
集中できる心地よい狭さ
90分ほどこもって、ビデオ会議やデスクワークをこなした感触としては「ここで1日仕事できるわ...」というところ。ほどよい狭さが集中力を助けてくれるように感じました。
スマホやSuicaが鍵になるので、荷物を置いたままでちょっとボックスを離れることもできます。近くへ買い物に行ったり、お手洗いも問題なし。
コンセプトは「移動中のスキマ時間で仕事できるボックス」だと思うのですが、なんならここで1日ぶんの仕事もできそうです。ただ、250円/15分の従量課金なので、長居するようだったらちょっと歩いてでもコワーキングスペース行くかな。
私が試したのは平日でしたが、ボックスの予約枠はわりと埋まっていました。これ今後も増えるんじゃないかな。
Source: STATION WORK(ステーションワーク)
からの記事と詳細 ( 駅にオフィスが生えてる! STATION WORKがけっこう便利でした - GIZMODO JAPAN )
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