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Friday, October 30, 2020

国産、夢のまま… スペースジェット凍結、東海の関係者落胆 - 中日新聞

地元の関連企業などを支援している三重県松阪市役所。企業誘致連携課にはスペースジェットのポスターや旧名称のMRJの模型がある=30日

地元の関連企業などを支援している三重県松阪市役所。企業誘致連携課にはスペースジェットのポスターや旧名称のMRJの模型がある=30日

  • 地元の関連企業などを支援している三重県松阪市役所。企業誘致連携課にはスペースジェットのポスターや旧名称のMRJの模型がある=30日
  • あいち航空ミュージアムに展示されているYS11の実機=30日、愛知県豊山町で

 国産旅客機が羽ばたく日は、かなたに遠のいた。三菱重工業がスペースジェット(SJ)事業の凍結を明らかにした三十日、開発拠点の東海地方に落胆が広がった。ただ、将来的に航空需要が戻った際は事業再開を検討する方針で、元技術者らはわずかな可能性を信じたいとの思いを漏らした。 (上井啓太郎、水谷元海、中崎裕)

 「期待が大きかっただけに、今回の動きは残念。対応はこれから考えたい」。航空機部品を生産する十社が集まる三重県松阪市の「航空機部品生産協同組合」。加盟する真和工業(愛知県豊田市)の幹部は、部品の納入を見込んでいたSJ事業の凍結を悩ましげに受け止めた。

 生産協同組合は、SJの尾翼を担う三菱重工の松阪工場に隣接。同じ場所に中小企業が集積し、部品加工から検査までを手掛ける目的で、二〇一七年十一月には十社による一貫生産が始まった。

 同社は三菱重工を発注元に、米ボーイング社向けの仕事をこなしているが、「(二年前に)ボーイング機が墜落事故を起こして問題になったころから、少しずつ受注は減少傾向だった」と明かす。新型コロナウイルスの影響で打撃はさらに大きくなっており、「原価を抑えたり、適正な人員配置にしたり...

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