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Monday, July 6, 2020

脱北者問題が米韓関係の火種になる恐れ-ビーガン国務副長官の訪韓で - ブルームバーグ

韓国在住の脱北者はこれまで、韓国で保障されている言論の自由を行使して北朝鮮体制を批判してきた。しかし韓国の文在寅大統領は現在、一部の脱北者が行き過ぎたとみている。

  文大統領は先月、北朝鮮にビラを大型風船で散布した脱北者団体を警察に刑事告発すると発表。警察は先週、それぞれ別の脱北者団体の代表を務めるパク・サンハク、パク・ジョンオ両氏を聴取した。両氏は兄弟。

  2人はこれまで、北朝鮮の脅しだけを警戒すればよかったが、状況は変わった。北朝鮮は2人を「人間のくず」だとし、パク・サンハク氏を「エネミー・ゼロ(敵0号)」と呼んでいた。

  文大統領は人権保護強化と北朝鮮との関係改善を掲げて政界入りしたものの、しばしば人権よりも北朝鮮との関係を優先してきた。脱北者団体「自由北韓運動連合」の代表であるパク・サンハク氏は6日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見し、「この政権は私が真実を語ったことで収監しようとしている」と訴えた。

  米国の北朝鮮担当特別代表を兼務するビーガン国務副長官は7日に韓国を訪問するが、この脱北者の問題は米韓関係の火種になり得る。共和党保守派を中心に米国の政治家は長きにわたり北朝鮮を批判する一方で、脱北者を擁護してきた。

  ビーガン副長官の訪韓に先立ち、北朝鮮外務省は7日、「われわれは米国と向かい合って座るつもりはない」とするクォン・ジョングン米国担当局長の談話を発表した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。クォン局長は米朝関係が「ますます複雑化」する中で、韓国の「仲介役になろうとする未練がここまで強い」のは「哀れだ」とした。

北朝鮮は米と協議するつもりない、仲介目指す韓国を批判-外務省談話

原題: North Korea Defectors Face Wrath of Both Seoul and Pyongyang (1)(抜粋)

North Korea Says It Has No Intentions to Talk With U.S.: KCNA(抜粋)

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July 07, 2020 at 10:10AM
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