日本航空(JAL)や エイチ・アイ・エス(HIS)など観光に関連する業種の株価が26日の取引で上昇した。政府が前日に緊急事態宣言を約7週間ぶりに 全面解除したことに加えて需要喚起策として国内旅行の代金を補助するクーポン券を発行する方針が伝えられたことを好感したとみられる。
JALの26日の株価は一時前日比11%高の2288円と2016年2月15日以来の日中上昇率を記録。HISも一時8.6%高の2258円と3月2日以来の日中高値となった。東証株価指数(TOPIX)は一時1.5%高となった。
政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を継続していた東京など首都圏の1都3県と北海道でも31日までの期限を待たずに解除した。各国の経済活動の再開の動きを受けて旅客需要は徐々に回復に向かう可能性はあるものの、旅客輸送量が新型コロナ危機前の水準に回復するのは5年先との 見方もある。
読売新聞の25日の 報道によると、日本政府は国内旅行の代金の補助や飲食店で使えるクーポン券などに計約1兆7000億円の予算を確保している。国内旅行の代金を半額補助するほか、土産物店などで使えるクーポン券を発行するという。
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May 26, 2020 at 09:04AM
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JALやHISなど観光銘柄高い-緊急事態宣言解除や旅行クーポンで - ブルームバーグ
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