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Monday, March 9, 2020

捜査関係者「長期戦やな」 大分母子殺害、容疑者絞れず - 朝日新聞

 大分県宇佐市安心院(あじむ)町荘の民家で、郵便配達員の山名博之さん(当時51)と母親の高子さん(同79)が殺害された事件は、発生から1カ月が過ぎた。県警は、何らかの接点があった人物ら複数犯の犯行とみて捜査を進めているが、容疑者の絞り込みには至っていない。現場周辺の住民らの不安が続いている。

 2月下旬、現場の民家では一度中断していた鑑識作業をする捜査員の姿があった。広い2階建て民家の内外などですでに一通り行ったが、詳細に遺留物を捜すためという。捜査関係者は「長期戦やな」と漏らす。

 2人は2月3日朝、1階のダイニングルームで血を流して倒れているのが見つかった。上半身を中心にそれぞれ十数カ所以上、刃物や鋭利な凶器による切り傷や刺し傷があり、司法解剖の結果、2日夜に殺害されたとみられる。発見時、玄関のカギはかかっていたが、1階の縁側の窓などが無施錠だった。屋内で男性用サンダルの痕など2人のものでない土足痕が少なくとも3種類見つかったこともあり、県警は複数犯の犯行とみて、怨恨(えんこん)と盗み目的の両面から約90人態勢で捜査してきた。

 だが、民家は丘陵地帯にあり、夜間に付近を通る車は少ない。近所での聞き込みや車のドライブレコーダーの映像の収集などで、不審な車や人物などの情報は2月28日までに422件に上ったが、容疑者を絞り込める状況ではないという。

 2人の財布や通帳は残されており、屋内に目立った物色の跡はなかった。ただ、亡くなった2人で暮らしていたことから「何かがなくなっていても分かる人もいない」(捜査幹部)。一方「盗み目的であそこまで傷つける必要はない」として、2人のいずれかと関係があった人物による犯行の見方を強め、捜査を続けている。

 現場の血痕などのDNA鑑定も…

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